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雪つもる明宝・奥住の奥での個体調査任務に同行しました。

※『狩猟』の写真が含まれます。苦手な方は閲覧にお気をつけ下さい。スクリーンショット 2016-02-27 16.03.40

場所は明宝奥住・水沢上(みぞれ)。めいほうスキー場を運営するめいほう高原開発株式会社が管理する地区です。

『狩り』は、獣害駆除や個体数調査といった目的でいわゆる猟師さんにまかされています。

 

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「猟師についてくるなら猟師と同じ格好せな」と笑われる私はスニーカー。

幸い今年は雪が少なく、けっこう圧雪されていたのでなんとかなりました。

 

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ベテラン猟師が、鹿の足あとや地形からみちびきだした数カ所に『まち』を配置します。

この後、『まくり』陣がコロニーの鹿をじわりじわりとどっか行けと誘導し、これを『まち』が仕留めるという寸法です。

 

 

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瞬時に判断し指示を出す「まくり」の方。猟友会長さんです。

 

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広く静かな山の中で鹿が『まくられてくる』のを待ちます。

鹿はもっと山奥の日当たりがよいくぼみによくいるらしいのですが、見渡す限り木々しかなく、とても静か。隔絶された世界のように感じました。

山が8割の日本では、人間の住処ってほんとに狭いんだなあ、その山々の奥には、きっとたくさんのけものが暮らしを営んでいるんだなあと思うと、自然の包容力にあらためて気付かされました。

 

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山はひろく、相手はいきもの。『まち』も自分の判断で柔軟に動きます。

 

そして、一瞬でした。

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調査や駆除のため捕獲された個体は「これで調査はおわり」といって放置されたり処分されるわけではなく、

その場ですぐに手際よく処理され、この山奥から世の中へ、ジビエ料理の食材としてでていったりするそうです。

 

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いま、猟友会は「そりゃあおまん、むかし、肉は買うもんではなかったでな!」という世代が中心です。

山とけものを知り尽くし、なにより『猟』に深い愛着と誇りをもち、「いただきます」の意味も熟知する、フィールドのエキスパートたち。

深く静かな自然のなかから、確実に世の中をうごかしていました。