ななしんぼで整備を進めているフィールドには、竹と杉が混ざり合って生えているエリアがあります。竹は成長が早く、地下茎でどんどん広がるため、地盤がゆるみやすくなることも。安全に、そして気持ちよく遊べる環境をつくるためにも、竹の伐採と整備が必要でした。
「せっかく伐るなら、この竹を活かせないだろうか?」
そんな思いから、竹を使った遊具やオブジェづくりに取り組んでいる 野崎大樹 さんにフィールドを見ていただきました。
野崎さんは、美濃市愛宕山 をはじめ、高山市清見、下呂市馬瀬 など各地で、竹を使った遊具やオブジェを制作している方です。
現地を歩きながら、「ここはこんな空間にできそう」「森の入り口みたいなものがあったらワクワクしませんか?」と、次々に広がるアイデア。話し合いを重ねるなかで、今回は“森の入り口”をイメージした竹のオブジェをつくってみることになりました。


まずは資材集めから
ものづくりは、材料集めから。
整備を兼ねて竹を刈り取り、一本一本ていねいに枝打ちをしていきます。青々とした竹の香りが広がり、作業そのものが心地よい時間です。伐った竹が、ただの“処分するもの”から“これから形になる素材”へと変わる瞬間でもあります。


自由な発想で、くみ上げる
遊び心満載の野崎さん。
図面にきっちり落とし込むというよりも、その場の空気や竹のしなりを感じながら、自由な発想でどんどん組み上げていきます。
「ちょっと曲げてみようか」
「ここにもう一本通したら面白いかも」
竹と対話するように、立体が少しずつ姿を現していきます。


整備から生まれた、竹の新しいかたち。
自然の循環のなかで生まれる遊び場づくりは、私たちらしい挑戦でもあります。
これからどんな景色になっていくのか、どうぞお楽しみに!





