夏休みの子どもたちに向けて開催されている『六本木ヒルズキッズワークショップ2018』に、鹿の角のお守りペンダント作りワークショップを出店しました。  

パネルやイノシシの牙を見せたりクイズに答えてもらいながら、子ども達に郡上市の自然環境の素晴らしさや、山里の現状、獣害問題や対策としての防護や駆除、命をいただくということへの思いや取り組みについてお話させていただきました。

 

みんな、目を輝かせて夢中で作業に没頭！

角の模様は全部違うよ！

手触りはどうかな？

どんな匂いがする？

 

成長のお守りとしても知られている鹿の角。

「背が伸びるとか体が大きくなるという成長もあるけれど、夢や目標を達成することも成長だよ！がんばりたい思いを込めて作ってみよう！」

と提案すると、子ども達は「今、こんなことをがんばっている」「今度の大会で優勝したい」といったお話をしてくれました。

お母様方からは、「命をいただくということを改めて考えさせられました」「郡上市に行ってみたくなりました」というお声をいただき、胸が熱くなりました。

 

人は、常に命のめぐみを受けて生かされています。

しかし、あまりにも恵まれていて、あふれていて、時にそのありがたさを忘れてしまいます。

命を無駄にせずいただくということ、「いただきます」のほんとうの意味を、子ども達が少しでも考える機会になったらいいなと思いました。

 

nanashinbo okumura