白山神社の拝殿で唄い踊る。復活2年目、寒水踊り!

8月9日、寒水白山神社の拝殿で、「寒水踊り」が行われました!

台風接近にも関わらず、100名近くの方にご参加いただきました。皆さんの熱気が伝わったか、9日夜から大雨の予報だった明宝は、予報が外れ、台風の影響が出たのは翌日午後から。

雨風にふかれることもなく、予定通り楽しむことができました!


集まって拝殿に上がり、一番最初に唄われたのは「チョイナチョイナ」。

これは白鳥の拝殿などでも踊られているものです。寒水は、明宝内では珍しく大和方面から山越えで文化が伝えられている地域と言われていますが、この拝殿踊りにもそれが表れています。

チョイナチョイナを唄いはじめると、拝殿の周りにいた人が次々と踊りの輪に加わり、少しずつ輪が大きくなります。

続いて、曲の合間に休憩を挟みながら、寒水でしか踊られていない「どじょ」「寒水輪島」が続きます。

寒水輪島になった頃には、踊りの輪も3重になり、拝殿内は狭いくらい!

終盤、寒水の長老イワマが「ヤッチク」を披露してくれ、イワマの音頭でヤッチクを踊りました。

イワマは、30年以上前に途絶えていた「どじょ」や「寒水輪島」の唄を知っていた数少ない生き字引の一人!寒水踊りの復活にとても貢献されています。

最後はふたたび「寒水輪島」で締めくくり!解散後も、拝殿に残った地元有志が踊り続けていました。

今回の寒水踊りでは、地元の小学生が初めて音頭取りデビュー!

頭取りが増え、昨年よりも、うんとパワーアップしていました!こうして年々パワーアップしていくことでしょう。寒水踊りの今後が楽しみです!

地元の皆さん、足元の悪い中お集まりいただいた参加者の皆さん、本当にお疲れ様でした!

また、寒水踊りに合わせて行われる予定だった「寒水踊りモニターツアー」と、その中で開催予定だった「明宝古布の踊り下駄作りワークショップ」は、台風のため中止となりました。

しかし、ワークショップのみ、後日の8月12日、13日に地元明宝の方を対象に実施しましたよ!

その様子は、また改めて。

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