明宝小川で春祭りが執り行われました
この日は、小川白山神社の春祭りに合わせて、交流センターにお雛様を飾られていました。
郡上市明宝では、お雛様は3月3日ではなく、4月3日に合わせて飾ります。
さらにさらにここでは、全国的に見て珍しい「土雛」と呼ばれる陶器でできたお雛様を飾ります!
皆さんのお宅から寄り集まってきた様々な「ひいなさま」たち。
お雛様で定番の「お内裏様とお雛様」「五人囃子」だけでなく、歌舞伎役者などの人形もあります!中にはとっても珍しい「立っている福助」も!はじめてみました(*_*)
昔は、子どもたちが「ひいなさま、みしとくれ~」と言って近所の家にあがってお菓子をもらうという風習もあり、そのために学校が早く終わっていたそうです。日本版ハロウィーンですね!楽しそう。。
「ひいなさま」を飾り終えて、白山神社の祭礼へ
新嘗祭、春祭り
お焚きあげ(古いお札やしめ飾りを燃やします)
ふつうは「どんど焼き」や「左義長」なので、このシンプルなお焚きあげも初めて見ました。新鮮ですね~。
つづいて白山神社の森の中にある、熊野神社での春祭り
新嘗祭に神饌にあげられた、種もみ 5合ます(半升)2つ。
半升ますが2つで、「益々繁盛(半升)」!のげんかつぎです!
交流センターに戻ると、「ひいなさま」に「アサツキ」が飾られていました。
このあたりでは、春一番に獲れる山菜がこの「アサツキ」なのだそうです。
お味噌につけてたべるとピリッとおいしい!
ひいなさまが3月ではなく4月なのも、明宝は山菜が4月に入らないと採れないからなのでは?とのこと。
明宝では「梅と桜とウグイスと田んぼ仕事がいっぺんに来る」と言われるほど、他所に比べて春がゆっくりやってくるのです(>_<) 大忙しの春はもうすぐそこ! (実践隊 柏)