10月の森の開放日~心身の回復 ~

今月の開放日は少し趣を変え、《日々の喧騒から離れ森の中でゆったりと過ごし心身を回復させる》をテーマにゆったりした時間を過ごしました。都市部に住む参加者を迎えて、森の中で焚火を囲み、コーヒーを飲みながら秋のスイーツを堪能します。今回のために、明宝出身で地元の素材を活かしたお菓子などを販売するKojibeさんに秋のスイーツをお願いしました。

都市部に住んでいると、人やモノや情報に溢れ、静かな時間を自然の中で過ごすという時間は中々とれません。森には、わたしたちを癒し、健康に導く力があることが実証されており、科学的な証拠に裏付けされた森林浴は「森林セラピー」と呼ばれています。森林セラピーの専門家ではありませんが、森の中で過ごすだけで、ふっと深い深呼吸をしたような清々しい気分になったり、ゆったりした気持ちになったことがある人は少なくないのではないでしょうか。

紅葉が始まったばかりの木々を眺めながら焚火を囲み、特製のスイーツとコーヒーを堪能しゆっくりとした時間を過ごしました。

賑やかに遊ぶ森も楽しいですが、こうしてゆっくりと過ごすのも森を知るよい時間です。森の中は実は《静寂》に包まれているわけではありません。葉の揺らぐ音、鳥の鳴き声、川の水の音など様々な音に溢れていることに気づます。森の恩恵に感謝しながら森にお返しができる取り組みを今後も続けていきたいです。

9月の森の開放日~五感を使って秋を体験しよう~

芋掘りをする様子

9月は《五感を使って秋を体験しよう》をテーマに森の開放日を実施しました。集まったのは明宝地区に住む親子3組、総勢11名。年少から小学低学年の子供たちも顔見知りということもあり、にぎやかにスタートを切りました。今回は、畑で芋掘り、森で火を起こして炊き込みご飯、焼き芋を作るという五感をフル活用して秋を堪能します。

まず初めに今日一日の流れを説明、全員でやることを確認。その後、各自持ち寄ったお米をといで、準備しておいた具材をみんなで投入して炊き込みご飯の下準備を行いました。

その後は畑に移動し芋掘りを行います。大人が芋づるを刈り取り、子どもたちがスコップや手を使って芋を掘っていきます。無農薬で育てたさつまいも、中々の大きさです!

掘ったサツマイモを洗い、新聞紙とアルミホイルに包んで焼き芋の下準備を行った後は森に向かいます。この集落に住む子供たちは率先して道案内。森の中をどんどん進んでいきます。森では開けた場所で火を起こし、焼き芋とロケットストーブでまぜご飯を炊いていきます。待ち時間はみんなでリズム遊びをしたり、かけっこをしたりそれぞれ思いのままの遊びました。

完成した焼き芋と炊き込みご飯は格別おいしく、普段は好き嫌いの多いという子供もたくさん食べてくれました。