山里に伝わる、料理の智恵と技を
おかあさんとちと一緒につくりながら学ぶ
ワークショップが
10月23日、明宝保健センターで開催されました。

講師は、ビスターリマームのおかあさんと、明宝各地のおかあさんたち。



テーマは「報恩講の料理

報恩講(ほうおんこう)とは、仏教の法要行事。
お勤めや説法が終わったあとは、
家でとれた一番出来のよい野菜などをたっぷり使って、
近所のおかあさんたちが協力しあってつくる料理で、
もてなします。

若いお嫁さんたちが、
材料や味、手順を見よう見まねで覚えていく場でもあります。


湯気が立ち込める台所。
おかあさんたちが、次々と料理を完成させていきます。



この日の献立は…

【焼きもの】
こんにゃくのピリ辛
焼き豆腐

【和えもの】
なます

【煮もの】
金時豆と大根の煮豆
大豆とごぼう、にんじんの煮豆
結びこぶ

【揚げもの】
芋の天ぷら

【菓子椀】
菓子椀

【ごはん】
たかたかまんま

【汁もの】
味噌汁

【デザート】
芋きんとん

「畑の一番いい野菜をつかうんや」

「準備は、まず材料を揃えることから。
塩漬けや乾燥しておいたものをもどすところから」

「それぞれ、おいしくつくる人が担当になるんやんな」

「膳や漆器を蔵から出して拭く作業もたいそうなものやったよ」


写真は、「たかたかまんま」と
あまく味付けられた「菓子椀」

ていねいにつくられた料理の数々は、朱や黒塗の椀に盛られ膳で出されます。

その昔、山里では白米をたんと食べられなかった時代もありました。
たっぷりと盛られた白いごはんと、数えきれないほどの料理。

食べきれなかった料理は、重箱につめて、家族に持って帰ります。

「木札を持って、子ども時分に食べに行った
芋の天ぷらが甘くておいしかった」

そんな思い出も語っていただきました。

滋味深いその味もさることながら、
大勢の料理を、一度につくりあげていく手際のよさ「段取力」も
勉強になったワークショップでした。

ありがとうございました。
(ななしんぼスタッフ・コバヤシヤヨイ)











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