先日、明宝小川の「小川白山神社」地内に建つ「熊野神社」にて、
小川集落で今年から販売を開始しているブランド米≪日出雲(ひづも)のめぐみ≫のお祓いが執り行われました。
「日出雲」とは、小川集落の北側にある1,000haの森林です。
昭和20年代から、10年程前までは石原林材という事業体が土地を所有し、最先端の森林経営を行っていました。
そのさらに以前には、畑佐鉱山へ出荷する薪作りを主な生業とする人々が住む「日出雲集落」があり、家々はもちろん、日出雲小学校まであったという歴史ある森です。
現在残っているのは、水車跡や家屋の跡、そして清流「日出雲川」と、そこに住むという大きなアマゴやイワナ。(※日出雲川は禁漁区です)
「熊野神社」は、元はこの「日出雲」の中にあった神社です。
今回は、小川白山神社にて収穫に感謝するお祭り「甘酒祭り」が行われたことに合わせて
日出雲のめぐみのお祓いが行われました。
雨の中での開催となりましたが、雨もまた、森や川、田畑を潤すめぐみの雨。
太陽の光も、雨も、天からくるものは全てが「めぐみ」ですと、宮司さんが話されていました。
お祓い後の宮司さんのお言葉・・・
「このお米を召し上がるすべての方に幸せが訪れるよう、お祓いをさせて頂きました。
量産はできないが、真心のこもったお米を世に出すことの素晴らしさに、感動しています。」
天のめぐみ、日出雲の森の地のめぐみ……。
これらめぐみを受けて育ち、小川集落の真心がこもった≪日出雲のめぐみ≫。
道の駅明宝のみで限定販売されています。
お立ち寄りになった際は、ぜひお手に取ってみてください!
(実践隊 柏)
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