日出雲(ひづも)の森。
名前の由来は定かではありませんが、明宝小川の北側にある土地面積1,000haという広大な森林です。
その昔は畑佐鉱山へ薪を出す仕事をする人たちが住む日出雲集落があり、
その後は石原林材が当時最先端の森林経営をしていた土地。
現在は、郡上市(旧明宝村)の財産区となっています。
普段はゲートがされており、一般の方の入山ができない土地ですが
今回、郡上市から許可をもらい特別に入山させていただくツアーを開催しました!
小川の集落を抜け、山に入り、ゲートを2つ超えた先にある日出雲の森。。。
禁漁区ということもあり、普段は森林組合の方しか入っていない山で、とても静かです。
来年から新築工事のはじまる予定の、小川小学校の校舎になる木だそうです!地元の木の学校、うらやましいです!
ここでは杉の木の穂を直ざしする方法で植林をする等、最先端の林業経営が行われていたそうです。京都の床柱に使う木と同等のものを製造するなど、材質はお墨付き!と教えてくれたのは森林組合のばんやさん。
「ミツマタ」という紙の原料になる植物で、昔石原林材さんが栽培していたものの名残だそうです!
木材以外のものにも積極的に取り組んでいたんですね。
ここは石原林材の研修所があったところだそうです。研修施設、民家、ガソリンスタンドまであったそう!
そして、春のツアーのちょっとしたおまけ。森の中の食べられる野草や山菜を民宿上出屋のおかみさんから教わりました!今回はワラビ、ハンゴンソウ、モミジガサなど。こんなの食べれるのー?と関心!でも違うものを採りそうで怖いのでおかみさんと来ないと採れません。
何を作ったかは。。。参加したみなさんだけのヒ・ミ・ツ!
明宝では、今回のような日出雲の森の歴史、文化、自然などの価値を活かしたツアーや事業を今後も開催していきます。
ぜひともぜひとも、チェックの程よろしくお願い致します。
ツアーは以上で終了ですが。。。
双子の子ヤギちゃん!耳がピンッ!としてて真っ白でかわいい!
小川では除草などの目的で、数件の農家さんがヤギを飼っているそうです。
いつまで見てても飽きなかったです(^^)
(明宝ツーリズムネットワークセンター)