第10回目となる夜んなびのいのまが、8月31日(土)に明宝歴史民俗資料館にて行われました。
今回の内容は「ワラを使ったゾウリとコモづくり」。
コモとは、屋外で作業するときに日除けとして背中にしょうものです。これをコモを編むための道具で編んでいきます。
「タタラ」は、大木の枝などにある二股になった木を探してきて、2つに割って足にし、横木を取り付けたものです。この横木に5本の溝が等間隔に彫ってあり、「デッチ」を両側にまいた紐をこの溝にはめて作業をします。
やり始めてみると、意外と簡単で、おもしろい!みるみるコモができていくので夢中になれます。
こちらはゾウリ作り!縄ないからはじめ、なった縄にワラを編んでいきます。
昔はひとりあたり年間70~80足のゾウリが必要で、それを冬場や、作業の合間の手が空いたときに「チャチャッ」と作っていたそうです。明宝では、今でも秋の祭礼にゾウリが必要なので、ワラゾウリを編める方がたくさんいます。
さて、こちらはたくさんのゾウリを板に張り付けています。
何ができるかは、また改めてご紹介!
次回の夜んなびのいのまは、9月6日(土)夜19:00より開催される予定です。
コモづくり、ゾウリづくりの続きをします。ご興味のある方は、ぜひお越しください!