郡上市は、コロンビアとマダガスカルの2カ国の、東京オリンピック・パラリンピックホストタウンに登録しています。
6月17日~26日には女子ラグビー代表の合宿が郡上市で行われ、24日(月)には、明宝小学校を訪問されました。
選手と子どもたちがタグラグビーのミニゲームをしたり、お互いにダンスを披露するなどして交流を深めました。
また、日本とマダガスカルの絆を音楽で繋ぎ、森林保全を呼びかける活動【音楽でSDGsを!】マダガスカルの子どもたちと、歌って、踊って、森をまもろう!の一環として作られる楽曲のレコーディングが行われ、明宝小学校63名の児童とマダガスカル代表チームが一緒に歌いました。
豊かな様々な生態系が存在し、自然豊かなイメージのマダガスカル。
しかし、実際には、年々森が失われています。これは、情報や教育が行き届いていないために、焼き畑農業や、森に魔物が住んでいるという迷信などにより森を焼き続けているから。
焼かれた山は保身力を失い、土砂災害を引き起こすだけでなく、マダガスカル固有の動物や植物が絶滅の危機に瀕しています。
今回のレコーディングは、そういった森林破壊の現状と、現在の技術を使えば森を焼かなくても農業ができるということを、マダガスカルの子どもたちに音楽で伝えようという活動です。
遠く海の向こうのマダガスカル。場所は違えど、同じ未来を担う子ども達。
レコーディングに参加した明宝小学校の子ども達の目に、この活動はどのように写ったでしょうか?
明宝は豊かな自然に囲まれた山里です。しかし、この素晴らしい自然環境が、後世まで変わらずずっと残っていくという保証はどこにもありません。
森林保全や環境維持など目指す思いは、マダガスカルも明宝も同じはず。
この素晴らしい環境を未来に残していくために、私達も何をすべきかを考え、取り組んでいかなければいけません。