8月13日(月)夜、寒水白山神社拝殿において、寒水踊りが開催されました。
市内外から多くの踊り好きが集まりました。午後7時音頭とりの合図により踊りが始まりました。
今年で5回目となるこの踊りは、お囃子が下駄の音のみで昔ながらの素朴な踊りです。
踊りに参加する者で交互に音頭を取り合い、だんだん盛り上がってくるに従ってテンポが速くなり踊りの熱気も最高潮に達します。
大人に混ざって中学生も音頭をとり踊りを盛り上げました。
会を重ねるに従いリピーターの方も多くなり、お盆のお楽しみ行事になりつつあります。
寒水輪島の定番の文句「寒水輪島はせわしき踊り ヤーハノヘー ひとつ飛んでは手を叩く」という唄の通り、速いテンポの踊りが多いです。
また、神社の拝殿を使って行われ、音頭取りやお囃子を専門に行う人はいません。
輪を作って踊る「踊り子」たち自身が代わる代わる音頭をとり、囃子は下駄の音のみです。
拝殿内に提げられた灯篭の下、拝殿内に下駄の音を響かせながら踊る、幻想的な踊りはぜひ一度体験していただきたいものです。