明宝歴史民俗資料館にて、10月7日(火)、今年で2年目の取組となる「分散展示づくりワークショップ」が行われました。
収蔵品を資料館外で解説付きで見られるようにすることで、収蔵品の価値を高めるとともに、資料館にたくさんの人に関心を持ってもらい、さらにはさらには地域づくりにも結び付けていこうという、一石二鳥も三鳥もある活動です!
総勢26名のみなさんが集まって(ほとんどが明宝地域内の方!)、今年第一回目となる活動を行いました!
まずは森林文化アカデミー嵯峨先生から、展示についてのお話。
収蔵品の倉庫をそのまま開放する形式、回想法、ハンズオン、、、いろんな展示の方法があるんですね!
続いて、3グループに分かれて、資料館内の収蔵品を見ながら展示のテーマを決めます。
テーマと展示をグループごとに紹介!
ちなみに今年は……
★明宝温泉湯星館にて、『今と昔の木質エネルギー あ~ぬくといんな!』
★道の駅明宝にて、『お米に関する展示』
★ななしんぼコミュニティカフェにて、『赤んぼをしとねる(育てる)』
に決定!
例えば、こちらの竹籠!
さかさまですが、これが正しい使い方。下に火鉢が置いてあります。
これはなんと『おむつ干し』です! ななしんぼの『赤んぼをしとねる』に登場予定!
そして、同じようなタイプで籠が四角の『タオル干し』もあります。こちらも明宝温泉の『あ~ぬくといんな!』に登場予定。
同じようなものでも、用途や、使う人、作った人によって形がちょっとずつ変わったりしているのが、明宝民俗資料館に収蔵されている「大量」の民具のおもしろいところ。
ぜひ、この2つの違いを見比べに、展示ができましたら「分散展示めぐり」をしに来てくださね!!