山里に伝わる、料理の智恵と技をおかあさんとちと一緒につくりながら学ぶワークショップの第二弾が1月29日、明宝保健センターで開催されました。
テーマ「餅料理」
山里の冬やわい(準備)。
餅つき。
ひと臼は三升。
家によって、これを何臼もつくそうです。
延べ餅(切り餅)、丸餅、かまぼこ型の餅づくりと
餅花やひし餅、餅を揚げた「あられ」を準備に参加し
おかあさんたちと一緒につくりました。
今は、餅つき機なるもので餅をつきますが、
ほんのちょっと前までは、杵と臼。
できたての餅を
あついうちに、小さく丸めたり、延ばしたり。
これもなかなか、たいへんな重労働。
家族の好きなお餅を何種類もつくっていきます。
今回、餅料理は、正月に食べる「雑煮」や
日々いただくめいほうの食べ方を教えていただきました。
めいほうの「雑煮」は、
具だくさんの野菜に、結び昆布。
にぼし、しいたけ、昆布の出汁に、たまりの味付け。(味噌仕立てもあり)
砂糖をかけていただく地域も!
日々の食べ方は・・・
きなこ、だいこんおろし、ぜんざい・・・
里芋の味噌汁に入れたりしていただくそうです。
もともとお餅は、正月や祝い事などの
「ハレの日」のための特別な食べもの。
「餅花」や「鏡餅」、「餅まき」、「ひいなさまの餅」など
さまざまな形で地域の行事で欠かせない「餅」。
山や畑の恵みを盛り込んだ「餅つき」から
行事の餅づくり。
そして、日頃の食べ方まで教えていただける会をなりました。
地元のおかあさん、ありがとうございました。
(ななしんぼスタッフ・コバヤシヤヨイ)