寒水掛踊り『花きり』にお邪魔してきました!

9月13、14日は「国の選択民俗芸能」にして、「岐阜県重要無形民俗文化財」の、『寒水掛踊(かのみずかけおどり)』です!

この開催にさきがけ、先日寒水公民館にて祭礼の道具作り「花きり」が行われましたよ!

寒水掛踊には、総勢120名の役者が出そろいます!

それぞれの役者が使う道具の修繕や、新調をされていました。

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今年最後の開催!夜んなびのいま

明宝歴史民俗資料館にて、9月6日(土)、今年第11回目の「夜んなびのいま」が開催されました。

今回は、久々の夜の開催です。

前回の夜んなびでは時間が足りず物足りなかった方、前回都合がつかず来られなかった方々などが集まりました。

祭礼間際の超多忙の中、先生や地元の方に大勢集まっていただき、「ぞうりとわらじ」作りに精を出しましたよ!

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ワラのゾウリとコモづくり――夜んなびのいのま

第10回目となる夜んなびのいのまが、8月31日(土)に明宝歴史民俗資料館にて行われました。

今回の内容は「ワラを使ったゾウリとコモづくり」。

コモとは、屋外で作業するときに日除けとして背中にしょうものです。これをコモを編むための道具で編んでいきます。
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明宝歴史民俗資料館に、90名の子どもたちがやってきました!

中京テレビスクスクスクールのプログラムの一環として、愛知県の子どもたちが明宝歴史民俗資料館と、明宝ハムの見学に訪れました!
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【めいほう里山ごはん】きゅうりの煮物

めいほうの伝統食を学ぶ「聞き書きワークショップ」。
ビスターリマームのおかあさんたちから
教えてもらった里山の料理のレシピをご紹介します。

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その4 きゅうりの煮物
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きゅうりの煮物は夏バテ防止
からだを冷やすため、夏つくられる料理です。

畑で大きくなってしまったきゅうりが大活躍します。

カッパがおるで、きゅうりを食べて遊びにいくなよ
川遊びに夢中になっている子どもたちは、よく母親からこう言われたそうです。

冷えたからだは、みょうがを食べてあたためたとか。

塩をのせてかぶりついたり、漬物になったり。
きゅうりの味噌汁が好物、なんてお話も。

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材料
きゅうり

にぼし
地味噌

つくり方

畑で大きく育ってしまったきゅうりは煮物に使う!

1.きゅうりは半分に切って、スプーンで中身をくり抜く
2.1cm〜2cmくらいに切り、水から煮る
3.にぼしをひとつまみ入れ、少なめの味噌でフタをしてぐつぐつ煮る
4.味噌は香りがとぶので、最後に味をみてたす

 

明宝のみんなで創る!パノラマ流しそうめん大会が開催されました

8月24日(日)に、めいほう高原にて「第13回パノラマ流しそうめん大会」が開催されました。

明宝の旅館・民宿のおかみさんグループ「ビスターリ・マーム」が発起して以来ずっと続いている、明宝の一大イベントです。

朝方から大雨が降り開催が心配されましたが、開催時刻には雨が上がり無事予定通り流しそうめんを楽しむことができましたよ!
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【めいほう里山ごはん】こいもの煮っころがし

めいほうの伝統食を学ぶ「聞き書きワークショップ」。
ビスターリマームのおかあさんたちから
教えてもらった里山の料理のレシピをご紹介します。

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その3 こいもの煮っころがし
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畑のうれしい収穫、じゃがいも堀り。
まずは、土がついたまま保存用によく乾かします。
小さなこいもを集めて、子どもたちも喜ぶ、こいもの煮っころがしをつくりましょう。

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材料
じゃがいものこいも

出汁
砂糖
しょうゆ

つくり方

(1) じゃがいものこいもはまるごと。少し大きめのものは2つに切る
(2) 鍋に油をまわして、ジャガイモをいためる
(3) 鍋を移して、水をひたひたに入れる(大鍋の場合は一度にやってもOK)
(4) 出汁と砂糖、しょうゆを加えて煮る

※じっくり時間をかけるとおいしい!
※コツは休ませること。冷めるときに味が入る

7/18 聞き書きWSより

【めいほう里山ごはん】完熟梅のジュース

めいほうの伝統食を学ぶ「聞き書きワークショップ」。
ビスターリマームのおかあさんたちから
教えてもらった里山の料理のレシピをご紹介します。

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その2 完熟梅のジュース
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梅の木から、よく熟れた実が落ちるころ
完熟をつかった梅干しづくりと、梅ジュースづくりがはじまります。

 

青梅ではなく、完熟した梅でつくる梅干しはまろやかでやさしい味に。
自然に地面に落ちた梅のなかで、形が悪かったり、ちょっと傷があったり。
そういうものを選んで、暑い夏を乗り切ることのできる梅ジュースをつくります。

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【つくり方】
完熟梅 5kg 梅1kgに対して砂糖(三温糖) 200~500g
シロップにしたい場合は、砂糖の量を増量

拾った梅のヘソを竹串などでとって、洗う
よく拭いて、竹串やフォークで穴を開ける(冷凍してもよい)
熱湯消毒した保存容器に、完熟梅と、こくと深みのでる三温糖を入れる

2~3日たち、汁がでてきたら、梅の実は取り除く(えぐみがでる)
ジュースは冷蔵庫で保存

実はもう一度同量の砂糖を入れて3日ほどでジュースをとる
三番目は、魚を煮るときなどにも使う

ほかにも、焼酎に漬けた梅酒や、梅ジャム、梅漬けなどもつくります。
梅干しは赤紫蘇を加えますが、そこで取れる梅酢は、酢の手に入りにくかった時代から重宝されていたそうです。

7/9 伝統食聞き書きWSより。