道の駅の花屋さんに「大谷の『ジョウ穴』を見に行こう!!」とお声掛けをいただきました。

ジョウ穴、明宝の人でも「名前は知ってるけど、行ったことはない」という人も。何やら、かなりの山奥にあるものらしいのですが。行ったことのある人に聞いても「柱状の石がたくさんあるんだよ!」「穴があいてるから、落ちないようにね」という「???」となる情報ばかり。百聞は一見にしかず。6月13日に花屋さんに案内頂き、突撃してきました。

明宝大谷集落を抜け、オフロードの作業道を15分ほど車で走ります。途中で車を降り、杉林の中の山道をさらに20分ほど歩いて登ります。この道が、日頃運動不足の身にはこたえます…。案内してくださった花屋さんは、慣れた足取りでどんどん進まれます。山村の方は本当に「ご健勝」です。見習わなければ。

到着した「ジョウ穴」には思いもよらず文化財の石碑が。昔の明宝村のマークに「明宝村 名勝 ジョウ穴 安山岩柱状節理」と書かれています。

なんでも、150万年ほど前にこのあたりの火山が噴火した際の溶岩が固まってできた「石」の集合で、柱状の石が横になってできているのは大変珍しく、島根の大学が調査に入ったこともあるそうです。2枚目の写真では上の柱状石が屋根のように突き出していますが、これは下の層と上の層で、違う年代のものだからだそうです。最低2回は近くで噴火しているんですね。気良と寒水の境あたりに、この火山の噴火口と思われる「天池」があるそうです。

「ジョウ穴」の名前の由来は、この石の集合の中にぽっかり空いている穴が「天井にある」からではないか?ということですが、定かではないようです。昔、このあたりで炭焼きをしていた人がこの穴を通して炭にする木を下へ落としていたという話も。この柱状節理、私たちが行ったときもちょっと触ればガラガラ崩れそうな石がたくさんあり、全体がいつ崩れてもおかしくないそうです。そんなところに木を落としていたとは…。山の人は度胸があります。

※こちらのジョウ穴は大変崩れやすい場所です。また途中の作業道、山道も未舗装のため大変危険ですので個人で行くことはご遠慮ください。

(地域おこし実践隊(明宝ツーネット事務局)柏)

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